「ジェンダー格差解消と地域課題解決のためのモバイルソリューションアーキテクトの育成」参加

APT(Asia-Pacific Telecommunity, アジア・太平洋電気通信共同体)が日本の特別拠出で実施する研修コースとして、一般社団法人情報通信技術委員会(以下、TTC)が企画・運営するワークショップ「ジェンダー格差解消と地域課題解決のためのモバイルソリューションアーキテクトの育成」の一部に参加させていただきました。(加納、中嶋、川野で参加しました)
この研修では、アジア8か国から8人の女性をお迎えしました。参加者8人は、各国の政府職員や通信局の役員等、要職に就く女性たちばかりです。
再び英語でのワークショップとなり、奮闘しながらの取り組みです!

1日目は、都内での座学から。
まずはお互いの自己紹介を兼ねて、加納と川野でaglink.labについてご紹介しました。アジア各国の女性からは、副業という概念が特に珍しかったようです。
2日目は長崎に移動し、リモート社の宇都宮社長と大分畜産試験場の武石様から牛温恵について講演していただきました。開発に至った経緯や苦労話し等を真剣に聞く各国の女性たちの姿がとても印象的でした。
また、中嶋も牛温恵を拡販したNo1アグリガールとしての取り組みをご紹介し、たくさんの質問をいただきました。一次産業の分野で女性が活躍している姿が印象強かったようです。
余談ですが、ハウステンボス近くのホテルに宿泊したので、素晴らしいイルミネーションをお見せすることができて、皆さん大変喜んでおられました。折角日本に来ていただいたからには、楽しい思い出も作っていただきたいですよね。
3日目は、中嶋が取り組んでいるクルマエビ養殖×IoTの現場を視察することで、実際の現場でのIoT事例を肌で感じていただきました。
最後に3日間の講義や現場視察を通じて感じた課題や解決策について、グループで話し合ってもらいました。やはりポストイット等を使うグループワークは皆さん経験がないとのことでしたが、活発な意見交換が繰り広げら、大変盛り上がりました。
最終的には、グループワークを通じて自国や自分ごとに落とし込むことがワークショップの目的です。自国や地域の課題のために自分がどう関われるのか、各々考えてもらうことを宿題とさせていただき、全ての研修が終了しました。参加者は8人の異なる国の代表者たちです。国内の状況や課題も様々だったと思いますが、自分の意見をしっかりと持ちつつ、チームメンバーの意見にも耳を傾けている様子に、私たちも感心し、学ぶことが多かったです。私たちが組み立てたワークショップも、彼女たちには新鮮でとても評判が良く、一安心で終えると共に素晴らしい経験をさせていただいたことに感謝です。
TTC様、ご一緒させていただきありがとうございました!
(川野 記)



PAGE TOP